平成22年度文化庁芸術団体人材育成支援事業 大阪新劇団協議会プロデュース公演ちょんまげの見た星空作/竹内 介 演出/井之上 淳 時は幕末。時代を彩る志士達…とは無関係の男が二人。 根拠のない自信だけが頼りの新介と、優しいだけが取り柄の松六。 時代の流れか単なるわがままか、不本意ながら無職となって、これからどうするかと相談する。 しかしまあこんな二人が話したところで名案など浮かぶはずはない。 浮かぶはずもない名案とは裏腹に、空に浮かぶはなんと巨大な宇宙船。 遠い星からはるばると、地球観光にやってきた。 初めて出会う宇宙人に戸惑うちょんまげの二人。 異人か、はたまた物の怪か、ああだこうだと言っていると、サルだサルだと捕まえられる。 サルとちゃうちゃう人間や、言ったところで聞く耳持たず、二人の命は宇宙人の手の中へ。 ところが宇宙人、困ったことにここがどこだかわからない。 予定外の日本着陸。おまけに船は原因不明の不具合ときた。 家族旅行に卒業旅行、同伴旅行に新婚旅行、どうしてくれると騒ぎたてる、お客様は神様だ。 添乗員は顔色真っ青、あたふたおたおた、 そうだわかったこれが切り札、二匹のサルを現地ガイドに臨時採用。 さあ、宇宙人の軍団を二人はもてなすことができるのか? この観光旅行の大結末、あとは劇場にて乞うご期待!
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